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本とか Archive

グランドファーザー

先日借りたのと同じくトムさんの本。こっちの方がおもしろかった

トムさんはなんやかやいっても現代の人なので、人と違う生活をしていても、どんな感じか想像しようという気になるが、グランドファーザーの人生はすごいな。想像もつかない。その分おもしろい

精霊とかなんとかはよくわからんけど、日本でいう八百万の神みたいなもの? だとしたら、感覚はとてもよくわかる

いい本だと思うが、こういう本は、すぐ絶版になるんだねぇ。残念。こういう本こそ、文庫化したらそこそこ売れる気がするんだけどなぁ

花まんま

昭和・大阪・下町・子供・ファンタジー
1960 年代生まれなら、あぁ、俺たちが子供の頃って、こんなだったよなぁ、と懐かしむことができる
そうでない人は、ちょっと怪奇小説よりのファンタジーと思って楽しめばよい
時代背景を知らなくても楽しめるはず

ただ、全編同じような感じの短編集なので、全部好きか全部嫌いかどちらかかも

不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか

なんやかや言いながら、最近は月に一冊くらいはビジネス書も読んでみたりする髭野郎

えーと。。。不機嫌な職場になってから回復させる治療薬的な本。。。ではありません。不機嫌な職場にしないために、事前に考えましょう的

いい本なのだがモヤモヤするので、ちょっと考えてみたところ、多分モヤモヤの原因は
「うわべだけの挨拶やお礼から抜け出せなければ、もっとつらいんよ」
「会社は遊び場ではなく仕事場です」
ということを忘れそうなくらいの書きっぷりだからだな。啓蒙啓蒙

あと、「ありがとう」とお礼を言われるのは嬉しいけど、ほめられるのは時と場合によると思った。何がすごいのかをわかってる人に「すごい」とほめられるのは単純にうれしいけどね

結論。みんなワシをもっとホメ伸ばすとよいよ(オイ

クレイジーヘヴン

暴力とエロスが春爛漫という感じだが、本作は暴力とエロスにまつわる怒りと悲しみがテーマのような気がするので、それも仕方ないかな。。。とはいうものの、もうちっとなんとかならんか。話は面白いのにエロ小説ばりの描写はさすがにひくわ

エロが欲しい時はエロ本をみるので、もっと他の描写に力をいれて欲しい。。。というようなことを、二十年くらい前、大藪晴彦にも感じたような記憶が。あの頃は若かったので「それもまたよし」という思いもあったが

トラッカー―インディアンの聖なるサバイバル術

同僚に借りた。すげぇな、この人。ネイティブ・アメリカンの話は好きなので、そこそこいろんな本を読んだが、こんな人がいるというのは知らなかった。マネをしたいとは思わないけど、話は聞いてみたいものだ

ワシ、「エコ」とか「自然保護」という言葉はあまり好きではない。言葉や思想だけが先走って宗教化し、自然を愛する自分を愛しているだけ、みたいな気色悪い人がいるから

そういう人は、もっと素直に自然とふれあえばいいのに、と常々思っているのだが、この本には、そういうワシの気持ちへの回答が書かれていた気がする

で、この本は「自然」についての本であって「田舎」についての本ではないので、間違えないように。自然の中で生きていくことと田舎で暮らすこととは、近いようで全く別です。たまに「自然」と「田舎」をごっちゃにしてる人がいるので、念のため

一期一会

一方こちらは、すてき。カバーアルバムなのは一緒(こちらはインストゥルメンタルだけど)なのに、同時に買ったアルバムの評価、まっぷたつ

ジェイク島袋、かっこいいなぁと思ってたけど、まともに聴いたことがなかったので、ジェイク入門として、ポピュラー曲のカバーアルバムを買ってみたが、オリジナルもすぐ聴きたくなった。音楽の良さを口で表現するのはとても難しい。ぜひ聴いてみてください

TEN STORIES 2

甲斐バンドファンとしては噴飯もののアルバムだった
甲斐よしひろという人は、技術的に云々ではなくて、あのセクシーさがたまらない、そういう歌い手さんだと思う。そして、その本領を発揮するためには、ものすごく曲を選ぶと思う

単にいい曲を歌っただけでは、この人のよさはでなくて、素人のカラオケみたいになってしまう。大好きな人だけに、本当にがっかりした

震度0

面白かったので、たくさん書くぞ

巨大組織内での綱引き。ある程度以上の組織ではどこでも聞く話だとは思うが、舞台は警察。この人の小説はこういう話が多いが、本作は綱引き度最強

阪神大震災が起こった日に、とある県警を襲った激震

「組織を守る」というのは大義名分なのか
自分が泥をかぶることで組織を守るのか
悪をも辞さない者でないと、巨大組織は守れないのか
組織を正しい方向に導く力を得るためには、間違った行動も正統化(される|できる)のか

色々な思いはあるが「震度 0」ってのは、うまいこと言うなぁ、さすが小説家だなぁ、と思った

組織を運営していくって難しいね
難しく考えずにシンプルに考えれば絶対そうはならないような事が、ソシキ論の前ではなんだか変なことになったり、ならなかったり

というようなことをたくさん考えさせられた。結論は

組織の中にいるのは人間なんだから、人として正しいことをすればいいと思うよ

インディゴの夜

いやー、これはおもしろいわ。軽めのミステリー。ホストクラブが舞台なんだけど、きめきめホストじゃなくて、DJ とか B ボーイ (って今でも言うのか?) がホスト。オーナーは編集者。よくそんな設定思いつくよなぁ

ポリスマン

プロレスだー! ってことだけで手にとったが、どこかで読んだ文体。気になったので検索したら、以前読んだDOJO」と同じ作者だった。話としては、こっちの方がスケールも大きいし、キャラクターもよく練り込まれてる(つってもプロレスオタにしかわからんが)し、勢いのある文体だし、ミステリアスだし、おもしろい。。。けど、カレリン セルゲイを際立たせるためとはいえ、結構猟奇的なので、それ系が苦手な人は避けた方がいいかも

プロレスオタクは、あの人とあの人のココとアソコをくっつけたらこのキャラだなニヤリ、とか楽しむとよろし

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