なにかが壊れた日

なにかが壊れた日 #

きっかけはささいな事だが、我ながら張りつめていたのだろう、きっと。普段なら文句をいいつつもすぐ忘れるような無駄仕事なのだが。

「やる気」とか「モチベーション」とかいう言葉はなんだか便利に使われがちなので、あまり口にしたくないのだが、そうも言ってられない職場の状況に、最近対策のための勉強を色々していたのだ。まさか、それが今の自分の状況の分析に役立つとは思わなかったよ。

で、まじめに考えたんだが、会社から高く評価された場合、社員はうれしいのは間違いないわけで、ただ、その評価ポイントが自分の思いと合っているかは別だ。会社がやらせようとしていることと自分がやりたいこととのギャップに悩んで退社した人はたくさん知っているし、自分もそれで会社を変わったりもしたし、いろんなケースを見てきた

自分のやりたい事を具体的に原稿用紙一枚に書ける人は強い。ワシは書けない。三行で終わらせるか、全15巻の超大作にするか、どちらか。会社のやらせたい事と自分のやりたい事のギャップは、誰にも伝わらない。というような事を思ったのは、今日入社時期が近い人が一人去っていったことも影響してるかもしれない。

とかいってると、絶妙のタイミングで「デザイン事務所なんやけど、けーへんか?」とお誘いが。デザイナーとしてもオペレータとしてもそっち方面に戻るつもりはないので断るけどね。ここにも、自分のやりたい事と周りから求められている事のギャップが。世の中そんなもんである。

こういう時は、思考がパラノイアちっくになるので気をつけよう。

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